『堕落という真実の母体によってはじめて人間が誕生したのだ。』
堕ちることが生きること。人間は堕ちていいのだ。
正しく堕ちきることのみが人間の救いである。
一度どん底まで堕ち、己の弱さをこれでもかと見せつけられた時、人は初めて気づくのだ。「自分はかほどまで弱いのか。ここまで孤独なのか。なら、自分は、どう生きたいのか?」
看板を下ろせ。世間体を捨て去れ。借りた正義は脱却しろ。正しさを装うな。
愚かで弱い己を認めるところから、本当の人生がはじまるのだ。
『生きよ、堕ちよ。』
堕落論 -坂口安吾

つかさ
ps
久々読みたくなった安吾先生。〜のだ。が多くてもはや闇堕ちハム太郎。